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ロンドン最新治安情勢と危険から身を守る為に知って置くべき事

ロンドン最新治安情勢と危険から身を守る為に知って置くべき事

Q、ロンドンで年間何件の殺人事件が起きていると思いますか?

A、126件

2020年4月~2021年3月に起きた殺人事件は126件。因みに昨年は149件。過去5年では673件なので、平均は135件。年間10万人に1人が殺人事件に合っているという計算になります。

年間10万人に1人が多いのか少ないのかピンと来ませんが、日本では10万人に0.2人なので、日本の約5倍殺人事件が起こっているのがロンドンです。

という感じで、今回はQ&A方式でロンドンの最新治安情勢をレポートします。

Q、ロンドンで最も多い刑事犯罪は何か?

A、窃盗

年間25万件ほど起きており、報告されてない事件も含めれば更に多いでしょう。一番窃盗が起きている場所はWestminister地区。いわゆるロンドンの中心地で観光地域にいる観光客を狙ったスリが多いです。また狙われるのは財布だけでなく、携帯、カバンなども盗まれます。

特に観光客は油断している人も多く、現地に慣れておらず、何処に連絡するかなどの初動も遅い、現金を持ち歩いているなどの理由で狙われやすいです。

*コロナによるロックダウン規制により、最近1年間は窃盗が25万件から15万件と激変し、最も多い刑事犯罪は暴行となりました。

Q、ロンドンで最も危ない地域は何処でしょうか?

A、Croydon

何を以って一番危ない地域というかで変わるので一概に断定すべきではないですが、Croydonは地域別犯罪統計を調べると殺人、傷害、強盗、レイプなど凶悪犯罪で常に上位に入っており危険な地域と言えるでしょう。勿論、Croydonも地域によっては安全な場所も有りますし、全てが危険という事では有りません。

その他の地域としては、Newham,Hackney,Haringeyなどで凶悪犯罪が多く起こっております。

詳細を調べたい方はこちらのロンドン警察公式サイトで犯罪別、地域別、時期別に統計を見る事が出来ます。https://www.met.police.uk/sd/stats-and-data/met/crime-data-dashboard/

Q、現在イギリスのテロ脅威評価レベルは5段階で何段階か?

A、3番目のSubstantial(重大)

現在、イギリスのテロ脅威評価レベルは5段階中3番目。昨年11月には上から2番目のSevere(深刻)に引きあがりましたが、今年2月にヨーロッパ各国でのテロ行為の勢いが減少したとされSubstantialに引き下げられました。

テロの脅威評価レベル5段階

(1)CRITICAL(危機的:テロ攻撃が近く発生する可能性が高い)
(2)SEVERE(深刻:テロ攻撃が発生する可能性が極めて高い)
(3)SUBSTANTIAL(相当:テロ攻撃が発生する可能性が高い)
(4)MODERATE(平穏:テロ攻撃は起こりえるものの、その可能性は低い)
(5)LOW(低:テロ攻撃はほとんど起こりそうもない)

また北アイルランドでは今月10日間連日暴動が起こり、警察が70人以上負傷し10人以上の逮捕者が出ています。

イスラム過激派によるテロ、北アイルランドのイギリス帰属派と独立派の対立によるテロなどは現在も常に可能性が有る状態です。実際にテロの被害に合う可能性は低くても、状況を常にアップデートしいざという時にどう対応しておくべきかなどのシュミレーションはしておくべきでしょう。

先ずは基本として、外務省がゴルゴ13とタッグを組んで作成したマニュアルは読んでおきましょう。https://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/golgo13xgaimusho.html

Q、2020年4月から2021年3月にどの様な大規模デモが起きたか?

A、ロックダウン規制反対、Black live matter、警察官による女性殺人事件を基に起きた女性人権を守るデモ、「Kill the Bill」

この1年間、ロックダウン規制にも関わらず多くのデモが行われました。特に気を付けたいのは、ロンドンではTrafalger SQやWestminister、Hyde Parkなど観光客も多い中心地域で行われます。そして平和的なデモ行進ではなく、警察との衝突や暴動なども起きました。興味本位で近付くと危険な目に合う可能性も有ります。

という事で今回はロンドンの最新治安情勢を書かせて頂きました。日本の治安の良さは群を抜いており、日本での当たり前はイギリスでは危険になる可能性が沢山有ります。コロナで治安が良くなったのは人々の外出が減少したせいですので、ロックダウン規制の緩和により再び治安が悪化する可能性は容易に想像できます。

イギリス生活を楽しむ為にも、しっかり自分の身は自分で守り様々な危険が有るという認識を持つ事が大切です。この記事が少しでも参考になれば幸いです。